「哀歌」

君のゆめをみた
かなしくて
一生ぶんの涙をながした
(ような気がしてた)

かさかさの
かわいた僕のこころ
君がなみだするたび
みたされてゆくんだよ

もっと傷ついて
その傷をみせて
くずおれる君を
わらって抱きしめてあげるから

だから泣いて
泣いて
ないて そして
そのさいごの骨がおれるときには

捨てられた子犬みたいに
まるで世界のおわりみたいに
(神さまなんかじゃなくて)
ぼくの名をよんで

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