「さいはて」

からみつく温度をふりはらい
まよう腕をきりおとしても
すすまなければならなときがある
しあわせの連鎖に甘やかされた
唐突な果てが
たとえどこにあるとしても
覚悟をきめて
うけいれたとき
見えるずだ
えいえんのおわり
花のようなひたむきさで
ちらと目をあげたら
星がひとつ落ちいった

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