「knowing she would」

氷原の硬度がまるでちがう
私はたとえ風化して書物になった
ひとふりの井戸からでも水を汲みたいと思うよ
上ばかり見てると
おそろしくもなれずに
不確かさをしらずにゆくんですか
今更

いつか死ぬことを思って
のこり七割の崖をゆく
間にはやはり、このうつくしい平衡を保ちたいとのぞむ

今日までずっと名前書いてたの。だからあなたの壁、もうまっくらでしょう

20101215

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