「沈黙の夜」

君がふりはらった月のあかりを
裏庭にかくした
目がくらむ そのすきに
腕をすりぬけた君の
すれちがうかなしみ

毒をはらむ
濡れた羽は飛べない
さびしい、を知った 沈黙の夜は
いつになったら明けるの
わすれられるの

home(新窓)